漢方内科・女性内科

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診療内容

ひろこ漢方内科クリニックの特色

●みて、聞いて、触れる

まず検査、ではなく、みて、聞いて、触れる、という医者としてあるべき診察の基本を大事にしています。西洋医学と漢方の長所短所をきちんと理解した上で、両方の医学を複眼的に取り入れた診療を心がけています。

●漢方薬

漢方薬はエキス剤でも煎じ薬でも保険診療で対応します。内科的な疾患に限らず、皮膚の症状や冷え症、めまい、不眠、不妊、月経困難症、痛みなど、いろいろな症状に漢方薬を処方します。

●おもしろいスペースありマス

院内のフリースペースには木の机や椅子があり、お待ちいただいている間ゆっくり本を読めるようにしています。椅子の配置は他の方と視線が交わらないように向きを変えています。また、毎年秋にはライブスペース「はっぴー夢ホール」に変身し豊田勇造ライブを開催しています。

●本店と支店の関係です

医療法人たかはし内科と当院は、同じ医療法人の本店と支店のような関係です。当院では手薄な往診や訪問診療に関しては、たかはし内科が力をいれていますので、お気軽にご相談ください。いろいろな検査や健診、予防接種もたかはし内科をご利用くださいますようお願い致します。

漢方薬について

漢方薬はいくつかの生薬を組み合わせてできています。たとえば、カゼの引き始めに飲む葛根湯は、「葛根・麻黄・桂枝・芍薬・甘草・大棗・生姜」の6種類の生薬でできています。
この生薬の組み合わせ方は2000年の歴史の中で取捨選択されて、副作用がより少なく、効果はより強くなるようにできています。
もともとは、生薬に水を加え、火で煎じて煮出した湯液を飲むのが一般的な飲み方です。
煎じる漢方薬は生薬の量や種類の加減ができ、吸収がよく効き目がよい、生薬も保険適応のものを使用できる、という長所がありますが、煎じるのがちょっと面倒で、持ち運びが不便です。これに対して、煎じた漢方薬からインスタントコーヒーのように顆粒状に成分を抽出したものがエキス剤です。
カプセルや錠剤のエキス剤もあります。現在は148種類のエキス剤が保険適応になっており、煎じる手間がかからず持ち運びも便利で保存もききます。エキス剤の効果もなかなかのものです。体質改善で長く飲んで効果が出るものもあれば、早くシャープに効くものもあります。
漢方薬は自然で安心というイメージがありますが副作用がないわけではありません。漢方薬の知識を持った医師が病態を把握した上で処方することが望ましいのです。

漢方の診察法

望診:歩き方や肉づきなど全身の状態、顔色、皮膚、目の力、爪、舌などの色や形を観察します。望診の中では舌の所見が身体の様々な状態を反映しているとして漢方では特に重視しています。

聞診:聴覚と嗅覚で情報を集めます。言葉が明瞭で力があるかどうか、呼吸や咳の状態はどうか、腸の音はどうか、尿や便の状態はどうか、口臭や体臭はどうか、などから身体の代謝の状態を把握していきます。

問診:西洋医学の問診と同じところもありますが、漢方では季節との関係や月経との関係、とりまく環境など周囲との調和を考えて、どのようなときに病状が悪化するかを重視して問診します。漢方治療は自覚症状をいかによくして日常生活を快適におくるか、ということを目標にしています。「不定愁訴」と西洋医学ではひとくくりにされるような細かい症状が、漢方薬を選ぶときに重要な指標になることも多いのです。

切診:脈診と腹診のことで脈や腹の性状から病態を把握しようとします。脈は浮、沈、数、強弱などをみています。脈をみることで身体の様々な病態がわかるといわれますが、脈診は奥が深く漢方医にも経験と熟練が必要です。腹診では、腹力の強弱、緊張の度合い、特定の場所に動悸や圧痛がないか、などをみて身体の状態を推測していきます。

診察するときには、西洋医学的に病態の把握をまずおこなったうえで、このような漢方の考え方を取り入れ、複眼的なみかたをすることが大事です。

当院でできる検査

血液検査、尿や便の検査、心電図、睡眠時無呼吸の検査ができます。
レントゲン、胃カメラ、超音波検査、骨粗鬆症の検査、携帯心電図や24時間心電図などは、必要に応じて隣のたかはし内科でしています。予防接種や健診などもたかはし内科をご利用ください。

〒779-3123
徳島県徳島市国府町観音寺224の1
(医療法人たかはし内科 北隣)
TEL/088-624-8167 
FAX/088-643-0277
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